特殊疾患病棟
特殊疾患病棟とは
特殊疾患病棟は、長期にわたり療養が必要な重度の肢体不自由の方、脊髄損傷・意識障害者などの重度障害、筋ジストロフィー、神経難病の患者様を対象とした病棟です。
当院特殊疾患病棟の特徴
患者様に「寄り添う看護」を提供できるよう、日々患者様一人ひとりのニーズや状態に合わせたケアを行い、スタッフ全員が思いやりの心を持って笑顔で働いています。
当病棟は、言葉を話すことや食事を摂ることができない患者様が非常に多く、ほとんどの方が長期臥床の状態にあります。
そのため、患者様の気持ちや状態を理解し、共感を持って接することを大切にしています。特に褥瘡予防のケアに力を入れて取り組んでいます。
また、ご家族様とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、ご家族様の意向に添ったケアを行っています。一緒に考え、時には一緒に悩んだりもし、スタッフ全員が一丸となって、多職種連携で日々の看護・ケアに励んでいます。
これらの取り組みを通じて、患者様にとって安心で快適な療養環境を提供し、「この病院に入院して良かった」と感じていただけるよう努めています。
受け入れ対象となる方
重度の意識障害者
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意識障害レベルがGCS(Glasgrow Coma Scale)で8点以下、またはJCS(Japan Coma Scale)でⅡ-3(又は30)以上の状態が2週以上持続している患者
- 無動症の患者(閉じ込め症候群、無動性無言、失外套症候群等)
- 脳卒中の後遺症患者であって、かつ透析を必要としている患者
脊髄損傷等の重度の障害者
筋ジストロフィー患者
神経難病患者
レスピレーター(人工呼吸器)への対応は、病棟の受入れ及び対応実績と併せて検討していく予定です。
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